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経堂西通りのイタリア食堂がテークアウト 農園直送の野菜やパスタ、肉料理

「レプロット」の「真鯛のソテー、バジルのクリームソース」

「レプロット」の「真鯛のソテー、バジルのクリームソース」

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 経堂西通りの「イタリア食堂 レプロット」(世田谷区経堂2、TEL 03-3426-5599)がテークアウトを始めて2カ月がたった。

ソラ豆のボロネーゼ

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 店主の神原宏幸さんは都内のイタリア料理店で修業後、2004(平成16)年9月に同店を開業。15年にわたり地域密着の営業を続けてきたが、4月に入りテークアウトへの対応を始めた。

 神原さんは「新型コロナウイルスの影響で、2月後半から客が減り始め、例年なら予約が多い卒業シーズンのお祝いのランチ会やディナーパーティーなども無くなった。会社勤めの常連さんたちは『外食を控えるように』と通達を受けたようで、3月には店に来れなくなった。一方、『うちのサラダやパスタ、魚と肉料理を自宅で食べたい』という連絡も来たため、テークアウトメニューを作るようになった」と経緯を話す。

 メニューは「前菜盛り合わせ」「本日のパスタ」(以上1,200円)、「魚料理」「肉料理」(以上1,870円)、「焼き菓子」(300円)など。メニューは仕入れによって変わる。

 40代の女性常連客は「気さくな神原さんの人柄も好きで、もう15年通っているが、契約農園から直送される季節の野菜がおいしくて、ランチでもディナーでも前菜のサラダが楽しみ。店頭の黒板にその日の野菜について書いているのも親切。コロナの影響でモヤモヤしがちだが、ここのサラダのみずみずしさがうれしい。そして肉料理は赤ワインのアテに最高」と同店への思いを語る。

 緊急事態宣言の解除以降の営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~22時(酒類の提供は21時まで)。テークアウトの電話受け付けは11時~20時30分。受け渡しは11時30分~14時、17時30分~22時。火曜、第1・3月曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、ドアを開け換気しながら営業している。

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