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経堂のカレー「スパイス婆ちゃん」 月に1度「マトンキーマの日」が1周年

スパイス婆(ばあ)ちゃんのマトンキーマ。じゃがいものスパイス炒め、半熟温玉トッピング

スパイス婆(ばあ)ちゃんのマトンキーマ。じゃがいものスパイス炒め、半熟温玉トッピング

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 経堂シンフォニー商店街にあるキーマカレー専門店「スパイス婆(ばあ)ちゃん」(世田谷区経堂2)が月1回「マトンキーマの日」を設け特製マトンキーマ(1,200円)を提供して、9月26日で1年がたった。

スパイス婆(ばあ)ちゃんのキーマカレー半熟温玉のせ(900円)

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 店主・木村哲博さんの前職は業界新聞の記者。取材のための出張が多く、全国を回るうちに各地の名店と呼ばれる店を食べ歩くようになった。中でも感動したのが、京都にある有名店「スパイスチャンバー」。カウンター7席しかない小さな店のメニューはキーマカレー(1,000円)のみ。近くを訪れる度に通い詰め、強いリスペクトから「チャンバー」を「婆ちゃん」に変換した現在の店名を発想。研究を重ねたオリジナルキーマカレーを完成させ、脱サラして店を開いた。

 木村さんは「昨年7月に店を始めて1、2カ月で、ありがたいことにリピート客が付いてきた。あっさりしたチキンのひき肉を使うキーマは食べ飽きないが、残暑の厳しい9月、肉自体の味わいが濃いマトンのキーマを試してみたくなり、月末に一度出してみたら好評で、毎月続けるうちに1年がたった。最近は、遠方から来てくれる人もいてうれしい」と振り返る。

 激辛の注文も可能で、サイドメニューにはラッシー(300円)、トッピングの「じゃがいものスパイス炒め」(200円)、「半熟温玉」(100円)がある。

 「マトンのうま味とスパイスの刺激が合わさるとパンチのあるストロングスタイルのキーマになる。半分はそのまま食べて、半熟温玉をトッピングして卵の黄身を絡めながら食べると、また別世界のマイルドさが加わり、2種類の味わいが楽しめる」

 「マトンキーマの日」は月末の土曜か祝日。SNSで事前告知する。その日のカレーはマトンキーマのみとなる。

 営業時間は11時30分~15時(売り切れ次第終了)。水曜・日曜定休。

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