経堂駅北口のラーメン店「ウチデノコヅチ」（世田谷区経堂2、TEL 03-6339-2223）が夏の新メニュー「豚骨豆乳冷やし中華」（1,030円）の提供を始めて3週間がたつ。

えびす（うま辛魚介豚骨ラーメン）のパルメザンチーズトッピング（1,180円）

　店主の樋口直樹さんは豚骨ラーメンの本場、福岡県八女市出身。2年前のオープン時は豚骨ラーメンとつけ麺のみの営業だったが、昨年、エビ、カニ、ホタテ、カツオ、サバなどのだしが利いた旨（うま）辛ダレをラーメンと融合させた「えびす（うま辛魚介豚骨ラーメン）」（1,030円）を開発するなどしてメニューを増やし、6月から冷やし中華（1,030円）を提供していた。

「日本の夏場の気候が数年前から急激に変わり、今年は6月に40度を超える地域も出るほどになった。夏バテ気味のお客さまを見かけることも多くなったこともあり、暑い日でも食べやすい、クリーミーでピリ辛の『豚骨豆乳冷やし中華』を作ることにした。元になるタレのレシピは、2007（平成19）年に閉店したラーメン店『からから亭』の冷やし中華の味を継承している経堂西通りのラーメン店『まことや』店主の北井淳さんに教えてもらった」と経緯を話す。

　「お盆を過ぎたが、まだまだ暑い日が続く。『えびす』にはパルメザンチーズのトッピング（130円）を用意するなど、食欲のない日でも食べられて、スタミナがつくようなメニューを提供したい」とも。

　営業時間は11時～22時。水曜定休。3密回避、マスク着用、アルコール除菌などを徹底。昼の中休みを取る日のスケジュールはSNSで知らせる。