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経堂駅前にラーメン店「Gottaku」 アユ1匹のせたラーメンを目玉に

内藤卓さん(左)と内藤はる美店長(右)

内藤卓さん(左)と内藤はる美店長(右)

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 ラーメン店「炭火焼きあゆラーメンGottaku(ごったく)」が7月18日、経堂駅前にオープンした。席数は、カウンター6席、テーブル1卓4席。

アユラーメン

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 店主の内藤卓(たく)さんは「飲食業界には30年おり、ここ数年、世田谷区、特に小田急線や世田谷線の沿線で独立するための物件を探していたが、自分が通っている豪徳寺の店の店主がこの物件の所有者で、その縁で駅前のこの場所でオープンすることができた」と開業の経緯を話す。

 目玉は、アユを丸ごと1匹のせた「あゆラーメン」(1,400円、アユが半身のハーフは1,100円)。アユは炭火で焼き、直前にスープに入れることでだしが染み出し、「食べ進めるごとに味が濃く変化する」という。あっさりめのスープや細縮れ麺は、いずれもアユとの相性を重視して選んだ。「食べ始めと食べ終わりで味が変わるのが特徴で、アユがハーフと丸ごとかによっても味の濃さの違いが楽しめる」という。

 アユじょうゆを使った「もやし鶏」(400円)や「チャーシューの炙(あぶ)り焼き」(700円)などのつまみもそろえる。

 内藤さんは夫婦で営業し、卓さんが調理を、はる美さんが接客を担当している。同店ではあえて券売機を置かず、対面での接客を重視し、「客の顔を覚えることや温かみのあるサービスを提供することで、顧客との関係性を深めることを大切にする」という。

 卓さんは「アユラーメンは一見『色物』と思われがちだが、実際に食べてみると本格的なラーメンであることが分かってもらえると思うので、勇気を持って一度来店いただければ」と呼びかける。

 店名の「Gottaku」は、卓さんの名前にちなんだ「GO卓」という語呂合わせと、卓さんの出身である長野の方言で「悪ガキ」という意味を掛け合わせて付けたという。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~21時。火曜定休。

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