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経堂・ちとふなこども将棋教室が「駒音」を出すイベント 経堂アトリエで 

パチンと駒音を出す高野秀行六段と生徒

パチンと駒音を出す高野秀行六段と生徒

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 経堂の鎮守の社「天租神社」に隣接する一角にある「経堂アトリエ」(世田谷区経堂4、TEL 03-4285-1073)で4月2日、経堂在住の棋士・高野秀行六段によるワークショップ「将棋の話&プロへの第一歩 ~パチンと駒音を出そう~」が開催される。

将棋の駒を持つ高野秀行六段の手元

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 高野さんは次世代の育成に早くから関心を持ち、2008(平成20)年に「経堂こども将棋教室」(2021年に現在の名称に変更)を始め、「こどもをぐんぐん伸ばす『将棋思考』」(ワニプラス)、「将棋の駒は なぜ歩が金になるの?」(少年写真新聞社)などの子ども向けの著書もある。会場となる経堂アトリエは、高野さんが主宰する「経堂・ちとふなこども将棋教室」でも使っており、今回のワークショップは同アトリエが行う「春のフェスタ~vol.6」の一環。

 高野さんは「経堂アトリエの井上さんから声掛けいただき、ワークショップを行うことになった。内容は将棋の歴史などを簡単にお話しした後、プロ棋士の手つきを解説。まねをしてプロの公式戦で使用する盛上駒(もりあげごま)で『パチン』と駒音を響かせる」と話す。

 当日は感染対策を取りながら行う。

 「将棋のルールが分からなくても、全然大丈夫。気楽に来ていただきながらも、日本の伝統文化の一端に触れてほしい。こういう機会を設けることから世田谷区内の将棋や伝統文化の裾野を広げて行きたい」とも。

申込みは同こども将棋教室ホームページから。

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