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梅ヶ丘のパブリコで「朝コミュニティー食堂」 おにぎりと防災で朝活を

朝コミュニティー食堂の朝食例(写真提供=ワクワクぼうさい)

朝コミュニティー食堂の朝食例(写真提供=ワクワクぼうさい)

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 梅ヶ丘のコミュニティーセンター「publico(パブリコ)」(世田谷区松原6)で8月19日、「朝コミュニティー食堂」が開催される。

朝コミュニティー食堂の風景

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 主催する「ワクワクぼうさい」の神田由佳さんは「一般的な子ども食堂は夕食が中心で、朝食の提供がほとんどないため、朝ごはんの大切さを伝えるために朝コミュニティー食堂を始めた。朝ごはんを一緒に食べることで顔の見えるつながりを作り、地域の防災意識も高めたい。人と人との交流を促進し、災害時にも助け合える関係を築くことを目指す」と話す。

 当日は2時間の枠内で、参加者が自由な時間に来ておにぎりとみそ汁などを食べる形式で行う。特別なイベントは設けずに気軽に参加できる雰囲気を重視しているという。おにぎりも災害時に心が安らぐ食事として選び、神田さんが自ら握る。

 神田さんは「当日は『防災ボトル』も販売し、興味のある人には防災の話もする。ただし、防災に関するコンテンツはまだ十分ではなく、今後、徐々に充実させたい」と話す。

 防災ボトルとは、携帯トイレ、歯磨きシート、圧縮タオル、塩ラムネなどが入った非常時に最低限備えてほしいグッズをまとめたボトル。価格は、大=890円、小=740円。

 会場のパブリコは「老若男女のウェルビーイングがこだまする空間」を目指し、NPO法人「子育て支援グループamigo」(松原4)が運営する、カフェやライブラリーを含むイベントスペース。

 開催時間は8時~10時。料金は、中学生以下=無料、高校生・大学生・専門学生=200円、大人=600円。9月6日、10月4日にも開催を予定する。

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