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東京農大で教育イベント「ダヴィンチマスターズ」 子ども4000人参加

「ダヴィンチ実験室 DNAを取り出そう」の風景

「ダヴィンチ実験室 DNAを取り出そう」の風景

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 教育イベント「ダヴィンチマスターズ 夏休み探究フェスタ2025」が8月9日・10日、東京農業大学(世田谷区桜丘1)で行われた。

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 主催は、子どもたちの自己肯定感・思考力・行動力・他者との協働・社会意識力の5つを育む「非認知能力」向上のための体験プログラムを提供している一般社団法人「ダヴィンチマスターズ」(成城2)。当日は2日間で約4000人の子ども(保護者含めて約1万人)が参加。同大の武田晃治教授や江口文陽学長などの協力を得て、同大1号館を一棟借りし、多くの教室で一斉に講義などを行った。

 子どもが参加するプログラムは2つのコースに分かれており、120分で一つのテーマを探求する「SPコース」では「ザリガニSDGs~アメリカザリガニにできること~」など7種類のコースを用意。50分ずつ2コマを受講する「探究コース」では「磨いて光る『魔法の石』の謎に迫る」など14種類のコースを用意した。当日は、それぞれの興味に合わせて、さまざまなテーマのプログラムに参加した子どもたちが夢中になっている様子が見られた。子どもがプログラムに参加している間、保護者は教育講演会に参加した。

 同法人代表理事の渡辺香代子さんは「2014(平成26)年に活動を始め、2016(平成28)年に法人化した。法人化後の初回イベントは80人ほどの参加者だったが、その後、約9年かけて徐々に規模が大きくなり、今は東京、神奈川、関西エリア(京都大学など)で開催している。今後は名古屋、仙台、九州へも展開していきたい」と話す。

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