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農大通りにおにぎり専門店「大吾郎」 米どころ・新潟三条の味や食文化を

齋藤和志店長

齋藤和志店長

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 おにぎり店「大吾郎」(世田谷区経堂1)が9月8日、経堂・農大通り商店街にオープンした。

パッケージに入ったおにぎり

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 大学の同級生3人が共同店主として経営し、店名の「大吾郎」は店主3人の名前から取っているという。店主の一人、佐藤大樹(だいき)さんは「新潟の居酒屋で出てくるおにぎりはどこもレベルが高いが、あまり知られていない。そんなおにぎりを多くの人に食べてもらいたかった」と開業の経緯を話す。

 常時10種類のおにぎりを用意し、「塩」(200円)や「銀鮭(ジャケ)」(380円)、「昆布」(330円)などの定番メニューに加え、新潟らしい「塩すじこ」(500円)や「しその実南蛮」(330円)を用意して特色を出す。さらに、経堂で店を構えて既に40年近く営業する老舗「かば田食品」(経堂1)から仕入れた食材を使った「明太子」(400円)などのコラボメニューも用意する。

 米は4軒の契約農家から仕入れ、時期によって銘柄は変わるが、現在は内山農園の新米「つきあかり」を提供している。店主3人のうち、新潟に住む佐藤さんが調達を担当している。7月の経堂祭りで提供して好評だったという枝豆(500円)も、毎週木曜に届くものを金曜~日曜限定で「新鮮なうちに販売する」というこだわりを持つ。

 佐藤さんは「タイミングによってはお待たせしてしまうこともあるかもしれないが、まずは好きな味から試してみてほしい。現在はテイクアウトのみだが、お客さまからもイートインの要望があり、将来的にイートインスペースを設けるスペースもあるので、運営の安定とともに徐々に整えていくつもり」だという。

 営業時間は7時30分~14時30分(土曜・日曜・祝日は10時30分~)。

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