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経堂の居酒屋「オカバンゴ」が1周年 店主のネットワークで独自の仕入れ

店主の石井和司さん

店主の石井和司さん

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 経堂・城山通りにある居酒屋「キョウドウオカバンゴ」(世田谷区経堂5)が11月28日で1周年を迎えた。

オカバンゴ2階の様子

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 同店は、飲食・広告代理店・家業の手伝いなどを幅広く経験してきた石井和司さんが50歳を機に「自分の店を持ちたい」という思いで開業した店。カウンター8席、テーブル22席の合計30席。1階・2階の全館貸し切りも可能。

 名古屋の飲食店「オカバンゴ」(名古屋市中村区)に源流を持ち、石井さんの師匠に当たる「オカバンゴ」店主の岡島さんもたまに店の様子をチェックしに来ると言う。「オカバンゴ」は「岡島の晩御飯」が名前の由来になっている。

 フードは、「冷やしトマト2」「人は唐揚げに熱狂する」「おばんざい3点盛り」(以上780円)、「雲丹グラタン」(1,480円)、「トマトバジルピッツァ」(1,100円)など、前菜から締めのご飯、デザートまでそろえる。ドリンクは「三島レモンサワー」(780円)など40種類以上を用意する。

 当初、住宅地をターゲットとして学芸大学前と天秤にかけて選んだ経堂には特に地縁がないと思っていたが、兄や父がかつて桜丘や赤堤と近所に住んでいたことが分かり、深い縁を感じたという。

 石井さんは「岡島さんの料理が基本となり、そこに自分のこれまでに築いてきたネットワークを通じて仕入れる食材で店の特徴を出している。三島レモンサワーや少し前まで提供していた和牛の牛タンなど。以前、営業マンとして全国を飛び回った経験が生きている」と話す。

 「忘新年会のシーズンだが、当店は2階建てで席数も多いので、団体客には使ってもらいやすい。週末には昼飲みもできるので、気軽に飲みに来てもらえれば」とも。

 営業時間は17時30分~23時(土曜・日曜・祝日は12時~)。火曜定休。

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