経堂経済新聞の2025年のPV（ページビュー）ランキング1位は、「豪徳寺『バレアリック飲食店』が閉店へ　10年の営業に幕」の記事だった。

「watowa」のドーナツ

　同記事は、豪徳寺で10年間営業した人気飲食店の閉店を報じたもの。最終営業日となった7月29日が近づくにつれ予約困難となり、同店の高い支持がうかがえた。店主だった國本快さんに近況を聞くと、「来年春ごろに日本で一番『バレアリック』な地へ移住予定で、現在、着々と準備を進めている」という。

　ランキングは今年1月1日から12月12日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

　1. 豪徳寺「バレアリック飲食店」が閉店へ　10年の営業に幕（7/25）

　2. 祖師ヶ谷大蔵駅前で初の「みんなのマルシェ」　つながるきっかけに（9/13）

　3. 経堂にドーナツ店「watowa」　豆乳・豆腐入りのシンプルな味を特徴に（10/20）

　4. 経堂五丁目特別保護区、恒例・春の一般開放　見どころはコブシとモクレン（3/19）

　5. 東京農大で初の「農大ビアフェス」　大学ゆかりの14ブルワリー集合（5/14）

　6. 経堂に中華居酒屋「宴神」　深夜2時まで営業、店主は「らあめん英」出身（3/24）

　7. 経堂・農大通りで夏の風物詩「経堂まつり」　阿波踊りやサンバカーニバルも（7/22）

　8. 祖師ヶ谷大蔵にカナダ発「ファモサンドイッチ」　少し甘い「黒パン」使う（8/25）

　9. 馬事公苑前で「肉フェス」　雑誌「世田谷ライフ」主催、20店超出店（5/13）

　10. 千歳船橋の洋菓子店＆カフェ「ヨウケル舎」が15周年　地域に根差した店に（9/8）

　2位には、祖師ヶ谷大蔵駅前広場で初めて開催された、地元の店を集めたマルシェイベントの記事。5位にも東京農業大学に同大ゆかりのブルワリーが集結したビアフェス、9位にも雑誌「世田谷ライフ」が主催した肉フェスと、いずれも初開催となった地元イベントの記事がランクインした。

　3位は、ドーナツ店「watowa」のオープンを伝える記事だったが、6位の中華居酒屋「宴神」、8位のサンドイッチ店「ファモサンドイッチ」と、いずれも新規オープンの記事がランクインしており、新店への注目度は高い。

　経堂経済新聞では今後も、経堂エリアのまちの変化を伝え、街の出来事を未来に向けてアーカイブしていきたい。