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経堂の鉄板焼き店「しずる」が11周年 立ち飲みバー「Maneya」を営む妻と二人三脚で経営

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 経堂駅前の鉄板焼き店「しずる経堂店」(世田谷区経堂1、TEL 03-3429-6677)が2月24日で11周年を迎えた。
 
 元々原宿の「しずる」で店長を務めていた大森崇さんが、のれん分けという形で独立し開業した同店。牛ハラミ焼き、鶏の唐揚げ、ハンバーグ、サーロインステーキなどの肉料理をメインとしたセットメニューを中心に提供。原宿店や系列の下北沢店では扱っていない牛すじカレーやトマトソースなどの独自メニューも用意している。
 
 「開業当初はシニア層が多かったが、最近は若いカップルが増え、町全体が若返っている印象がある」と大森さんは振り返る。元々、幅広い客層に支持されるメニュー構成なので開業以来グランドメニューに大幅な変更はないが、ソースのクオリティーなどは日々ブラッシュアップしているという大森さん。ファッション好きという一面もあり、近隣で1月にオープンしたセレクトショップの店主が「しずる」で食事をした際に親しくなり、ファッション関係者を紹介するなど地域との関わりも深めている。
 
 周年イベントは特に行わないという。ランチタイムには行列ができることも多いが、電話注文で並ばず受け取れるテイクアウトにも対応している。「カレー風味のマカロニサラダは、テイクアウトの弁当でしか食べられない」と話すのは、大森さんの妻で、同店で接客を担当するよしえさん。よしえさんは昨年8月、に経堂で立ち飲みバー「Maneya(マネヤ)」(経堂1)を開業。「これまで「しずる」ではあまり話せなかったお客さまとも、Maneyaではじっくり会話を楽しめるのがうれしい」と話す。

 開業から11年。大森さん夫妻はこれからも、「しずる」を核に、街とのつながりを深めながら新たな広がりを生み出していく。

 営業時間は、ランチ=11時30分~13時30分、ディナー=17時30分~20時30分。水曜定休。
 

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