陶芸教室「まだん陶房」(世田谷区宮坂3、TEL 03-3428-8044)を間借りして行う「経堂みんなの書道教室」がリモートによる習字の授業を始めた。
主宰の鈴木真衣子さんは「新型コロナウイルスの影響で、教えていた教室が全て休止となった。いつ再開できるかわからない中、仕事が休みになった友人数人から(ペン習字を)教えてほしいと相談があった。1カ月3,000円の月謝制で名前と住所など、普段よく書く字を中心にお手本を郵送して、そこからはオンラインで写メやPDFを送っていただき添削するような流れを考えている」と、リモート授業のきっかけと方法について話す。
「基本は昔ながらの通信教育だが、今はスマホで美しい写真を撮ることができ、それでコミュニケーションできる。これをきっかけにオンライン授業のあり方を模索したい」
鈴木さんは緊急事態宣言の後、「経堂みんなの書道教室」の生徒に宿題を無料配送した。
「宿題の内容は通常のお稽古と同じ。道具を持っていない生徒さんには鉛筆の課題のみ。自宅での毛筆はハードルが高いので、毛筆しか習ってない生徒さんにも鉛筆や万年筆の課題を用意した。締め切りを設定して返送してもらい、一番良かったものを私が所属する書道団体の本部へ送り、残りを添削してお返しする予定」
受講方法はホームページで確認できる。