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経堂の写真家が「おうちで撮る料理写真講座」 オンラインで撮影のコツを伝授

栗栖さんが受講生のお手本として撮影した経堂らかん茶屋の「トロサバ弁当」盛り付け例

栗栖さんが受講生のお手本として撮影した経堂らかん茶屋の「トロサバ弁当」盛り付け例

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 経堂在住の写真家・栗栖誠紀さんが5月17日、オンラインによる撮影講座を開いた。

栗栖さんが受講生のお手本として撮影した経堂らかん茶屋の「トロサバ弁当」

 東京都文京区生まれの栗栖さんは、広告写真プロダクションでのアシスタント経験を経て独立。広告、雑誌、書籍、ウェブサイト、CDジャケットなどの仕事と並行して創作活動を行い、2016(平成28年)年、日本写真家協会主催「APAアワード2016」で3枚組作品 「Appearance of Winter~冬の佇まい~」が「文部科学大臣賞」を受賞。リアルな作品展示も定期的に行うほか、複数のウェブギャラリーでも作品の更新を続ける。

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 専門学校でも写真について教えてきた栗栖さんは、2017(平成29)年、撮影の教科書「日常風景写真術」(ボーンデジタル刊)を出版。写真家志望の学生だけでなく、スマホで気軽に写真を楽しむ一般人やSNSを使って商品をPRする必要がある企業や小売・飲食店などにノウハウを伝えるワークショップも行ってきた。

 栗栖さんは「今回の講座は板橋区立企業活性化センターから声が掛かり、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続く飲食関係者向けに開いた。内容は、カメラ・レンズ、料理の配置、アングル、光の当て方、ピントの位置・ボカシ具合の6項目を30分ほどで説明。質疑応答の後、オンライン懇親会を行ったが皆さん真剣で、魅力的な料理写真を撮ってPR効果を高めたいという熱意を感じた」と振り返る。

 「生徒にお手本として、地元経堂の飲食店のサバのテークアウト弁当を、自宅でミラーレス一眼で撮影。受講者に分かりやすいように皿に盛り付けて、誰でも共有できる環境下で撮影した。写真はシャッターを押せば誰でも撮れてしまうが、ちょっとした現場での状況判断や工夫をすると写真のクオリティーは見違えるほど上がる。受講者の反応は良く、アンケートに『具体的で面白かった』『いいヒントがもらえた』『マニュアルモードで良い写真を撮れるようになりそう』などの前向きな言葉がうれしかった」

 「スマホが普及した今、写真の撮影は万人のためのもの。これからも誰もが写真を楽しめるコツを伝授したい」とも。

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