経堂駅北口・すずらん通りのバーをランチタイムのみ間借り営業していた欧風カレー専門店「PLUS(プリュス)が、世田谷区砧の新店舗(世田谷区砧5、TEL 050-5359-0987)での営業を始めて1カ月半がたった。
店主のサチコさんは企業勤務の傍らレシピの研究を重ね、昨春、間借り物件を契約して同店をオープン。1月まで営業を行い、移転準備に入った。
サチコさんは「新型コロナウイルスの影響で大変な時期のオープンとなってしまったが、心を込めてカレーを作るしかないと思った。当初はテークアウトのみ。6月3日から店内での飲食提供も行っている」
メニューは欧風プレーン(750円)、ドライ(キーマ)カレー(800円)、チキンカレー(900円)、ハンバーグカレー、ソーセージカレー(以上1,000円)、シーフードカレー(1,100円)など6種類。味の基本は中辛やや甘めだが、辛さを加えたい場合は、+1、+2、+3から選べる。カレーは全てピクルスと自家製ドレッシングのサラダが付く。
サチコさんは「短い間だったが、経堂は店同士の交流があり、人と人がつながる街。当店のことを気にかけてくれる方が多く、わざわざ自転車で食べにきてくれたり、このかいわいの人を紹介してくれたりしてありがたい。落ち着いたら、また経堂の皆さんに会いに行きたい」と話す。
今月提供を始めた新メニュー「グリル野菜カレー」(900円)は、季節野菜たっぷりのヘルシーな内容。パテ・ド・カンパーニュのスペシャルサラダを追加し、他のカレーとの合い掛けにも対応する。
「近くには大きな病院や学校、放送の研究所などがあり、働く人が多い。コロナの影響でいろいろ大変だが、カレーを食べて元気になっていただければ」とも。
営業時間は平日11時~15時。火曜・水曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、こまめに換気して、3密を避けて営業している。