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経堂農大通りの創作料理バルが2周年 役者夫婦が「文化が生まれる場所作り」

内田龍さんと鵜沼ユカさん夫妻、長男の春喜くん。

内田龍さんと鵜沼ユカさん夫妻、長男の春喜くん。

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 経堂農大通り商店街の創作料理バル「マホラ食堂」(世田谷区経堂1、TEL: 03-6875-9295)が6月14日、創業2周年を迎えた。

「旬野菜のダッチオーブンロースト」はテークアウトにも対応するメニュー

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 新型コロナウイルスの影響を受ける今年は大勢の人が集まるパーティー形式のイベントをやめ、8日~14日を「記念ウイーク」として感染予防対策を取りながら営業を行った。

 店主の内田龍さんは「今年は1週間の期間を設けてゆるゆると開催した。昨年のようなお祭り感はないが、その分なじみの皆さまとゆっくり乾杯や会話ができた。少しずつ経堂に根づいてきたとしみじみ思えた幸せな1週間。子育てをしながら働いているが、この街で良かった」と振り返る。

 内田さんと妻の鵜沼ユカさんは、学生時代から演劇活動を行う役者夫婦。飲食業の傍らCMやナレーションの仕事も引き受け、演劇関係者も集まり、アルバイトスタッフに若い演劇人を雇ってきた。

 「コロナの前は、2階スペースで役者が戯曲を読むイベントなどを開いてきた。コロナのために一時中断しているが、この厳しい時期を乗り越え気持ちも新たに3年目。人が集まり文化が生まれる場を作っていきたい」とも。

 営業時間は18時~23時30分。テークアウトは11時~18時(受け取りは11時30分~19時)。水曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、こまめに換気して、3密を避けて営業している。

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