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大蔵の施設に缶詰を寄付 NPOが入院児童に付き添う母親を支援

NPO法人「キープ・ママ・スマイリング」から届いた缶詰やパン、野菜、こんにゃくゼリーなどの食材

NPO法人「キープ・ママ・スマイリング」から届いた缶詰やパン、野菜、こんにゃくゼリーなどの食材

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 国立成育医療研究センター(世田谷区大蔵2)に隣接し、同施設に子どもが入院中の家族が滞在する「ドナルド・マクドナルド・ハウスせたがや」は8月21日、付き添う母親に缶詰を中心とした食事を届けるなどのサポート活動を行うNPO法人「キープ・ママ・スマイリング」から缶詰やパン、野菜などの提供を受けた。

NPO法人「キープ・ママ・スマイリング」のオリジナル缶詰『ミールdeスマイリング』

 同NPOの光原ゆき理事長は「私は11年前に初めての出産と同時に病児の母となる経験をした。いくつもの病院で付き添い入院をする中、チーム医療の重要なポストを担う母親への食事や睡眠などへのサポートは十分ではなく、笑顔が消え、倒れてしまうお母さんが大勢いるのを見た。病気の子どもや発達がゆっくりな子どもを育てるお母さんたちの笑顔を守るため2014年に組織をスタート。食事メニューには常温保存可能で持ち運び簡単、味と栄養にも気を配ったオリジナル缶詰『ミールdeスマイリング』を導入している」と活動の経緯と内容を話す。

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「ドナルド・マクドナルド・ハウスせたがや」は現在、同施設で子どもの付き添いをする11家族が利用している。

 当日参加した経堂在住の同NPOスタッフ・児玉章代さんは「コロナ禍で制約が多いが、缶詰は衛生的にも問題なく大丈夫と認められた。味も米澤文雄シェフ監修で定評がある。消毒除菌やマスクの徹底など、感染対策を万全にしての訪問だった。友人のパン屋さんから焼きたてパン、他には新鮮レタス、こんにゃくゼリーを調達して届けたら、おいしく召し上かっていただけたようだ。皆さん大変な時が続くが、ホッと一息つけるひとときになっていただけたら」と話す。

同NPOは9月以降も、缶詰などの提供を含むサポート活動を予定している。