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経堂農大通りの創作料理バルがコロナ対策強化 安心して飲める環境づくり目指す

「マホラ食堂」入口の体温測定器とアルコール除菌液

「マホラ食堂」入口の体温測定器とアルコール除菌液

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 経堂農大通り商店街の創作料理バル「マホラ食堂」(世田谷区経堂1、TEL 03-6875-9295)が入店時の体温測定(検温)を導入してから1カ月がたった。

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 店主の内田龍さんは「新型コロナウイルスの影響で2階スペースでのイベントやグループでの利用が無くなった。営業的にはダメージを受けているが、ありがたいことに若い世代の1人客、2人客の利用が増えている。より安心して起こしいただくため、入店時に検温を行うことにした。体温が37.5度以上の方の入店はお断りしている」と話す。

 内田さんと妻の鵜沼ユカさんは、学生時代から演劇活動を行う役者夫婦。飲食業の傍らCMやナレーションの仕事も引き受け、演劇関係者も集まり、アルバイトスタッフに若い演劇人を雇用。コロナ以前は、2階スペースで役者が戯曲を読むイベントなども行っていた。

 「今はとても厳しい時期だが、コロナが収束した時に演劇イベントを再び行うにしても、店が多様な人が集う場であり続けることが大切。人がいなくなったら文化も終わる。引き続き、おいしいものを用意して、コロナ対策を取りながら店を維持していきたい」とも。

 都の自粛要請延長を受け、現在の営業時間は18時~22時。テークアウトは11時~18時(受け取りは11時30分~19時)。水曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、こまめに換気して、3密を避けて営業している。

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