経堂の陶芸教室「まだん陶房」(世田谷区宮坂3、TEL 03-3428-8044)が10月31日から、「第20回まだん陶房会員展」を開く。
1997(平成9)年に陶芸家の李康則さんが始めた同教室は、歌手で俳優の西郷輝彦さんが会員第1号。経堂かいわいの人を中心に会員が集まり、書道や子ども食堂などにも場所をシェア、街の文化サロンの役割を果たしてきた。
今回も会員の個性豊かな作品の展示販売を行う。
李さんは「コロナが大変で暗くなりがちが世の中だが、陶芸はストレスの解消になるようで、大人も子どもも土をこねるうちに笑顔になる。焼き上がった自分の作品でお酒やコーヒーを飲むのも味わい深いもの。作品を見ていただき、陶芸に興味を持っていただいた方には陶芸体験の割引チケットをお渡しする」と話す。
「爽やかな文化の秋、フラリと遊びに来てほしい。いろんな人が集まるので地元の交流を楽しんでいただければ」とも。
開催時間は11時~18時(初日のみ13時~17時)。11月3日まで。マスク、アルコール除菌など感染症対策を取りながら運営している。