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経堂の居酒屋「らかん茶屋」が鍋のテークアウト 金華さばとカキのコラボ鍋も

テークアウト用「海鮮寄せ鍋」(2人前)

テークアウト用「海鮮寄せ鍋」(2人前)

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  経堂・農大通りの居酒屋「らかん茶屋」(世田谷区経堂1、TEL 03-3429-2230)が12月11日、冬の鍋メニューのテークアウトを始めた。

らかん茶屋の「くじらユッケ」(680円)

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 同店は4月から「幕の内」などの弁当と「金華さばオードブル」(1,680円)、「鯨(くじら)盛り合わせ」(1,680円)などをテークアウトで対応してきたが、寒さが本格化した今月、アルミ鍋に具材を入れ、だしを付け、自宅で温めるスタイルの持ち帰り鍋を追加した。

 メニューは、それぞれ1人前で「海鮮寄せ鍋」「焼きサバ鍋」「カキ鍋(みそ味)」「カキサバ鍋」(以上1,800円)の4種類。サバは宮城県石巻市のブランドサバとして知られる金華さば。他にも、高知県室戸市はじめ、つながりのある漁港から仕入れた新鮮な魚介類を使う。

 店主の加藤輝男さんは「毎年このシーズンは忘年会で盛り上がる時期だが、今年は本当に厳しい状況。新年会も期待できない。お客さんも『(店に)行きたいけど会社から会食を禁止されていて店内飲食ができない』人がいて、冬の鍋のテークアウトを相談されていた。この季節は魚やカキがどんどんおいしくなる時期なので、工夫を重ねてテークアウトで提供できるようにした。1人前と2人前があるので、家飲みに活用して温まっていただければ」と話す。

 「売り上げが落ち込むなかで健闘しているのが、くじら。わざわざ食べにきてくれるお客さんが毎日のようにいるので、仕入れのレベルを上げてみた。店内飲食なら刺し身やユッケも提供できる」とも。

 営業時間は、都の自粛要請に従って、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~22時。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、ドアを開け換気しながら営業している。

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