成城学園前駅南口すぐの海鮮中心の居酒屋「呑みくい処 城下」(世田谷区成城2、TEL 03-6411-8752)が昨年5月に行った土曜限定のテークアウトを今週末から再開する。
店主の城下和之さんは製菓学校を卒業して千歳船橋の焼きたてパンの店に勤務。その後、経堂農大通りの海鮮中心の居酒屋「らかん茶屋」で約5年間の修業を経て、2013(平成25)年に同店を独立開業した。
日本海に面した京都府の舞鶴など、全国から鮮魚と季節の野菜、珍味などを仕入れ、「刺し身盛り合わせ」(2人前1,800円~)、焼き物、煮物、揚げ物、汁物、サラダ、漬け物、ご飯物などを提供。ランチでも刺し身や焼き魚などが選べる。
城下さんは「前回も緊急事態宣言時に時短営業を行った。その際、自宅待機のお客さまから『うちの料理をつまみに酒が飲みたい』と相談され、おつまみ盛り合わせのオードブルを提供した。今回も同じような状況になり、テークアウトを再開することにした。コロナの影響は深刻で、感染者数が増加すると客数が減り、昨年11月からの時短営業もダメージが大きい。しかし、こんな時期でも、うちの店を必要としてくれるお客さまと、できるだけつながっていたい」と意気込みを見せる。
オードブルの内容は、刺し身、焼き物、揚げ物、卵焼き、ポテトサラダなど6~7品。毎週内容を変えている。2人前のボリュームで3,000円。前日(金曜の17時)までの予約が必要で、受け渡しは土曜16時~18時30分。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時のほか、緊急事態中は16時30分~20時(酒類の提供は19時まで)。日曜定休。マスク着用、アルコール除菌、ドアを開け換気などを徹底して営業している。