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日大商学部のチームがユニークな「逃虫」グッズ考案 秋の商品化に向けて

「逃虫」グッズ「むしキャッチリー」

「逃虫」グッズ「むしキャッチリー」

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 全国の大学生が参加する商品企画コンテストでプラン優勝を果たし商品化の権利を得た日本大学商学部(世田谷区砧5)の水野学ゼミの学生チームが現在、実際の商品化とビジネスモデルづくりに取り組んでいる。

日本大学商学部・水野学ゼミの学生チーム。左から大庭さん、池上さん、村上さん、浅下さん

 コンテストは2005(平成17)年に始まった、実際の商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジ「Sカレ(Student Innovation College)」。日大商学部のチームは、昨年12月に行われたオンライン上のコンペで「もらってウレシいクリアシート小物」というテーマで考案した商品プランをプレゼン。プラン優勝に輝いた。

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 同チームがクリアシートから作り提案したのは、部屋に出現した虫を触らずに、外に逃すことのできる「むしキャッチリー」という商品。壁や床にいる虫に被せて捕まえ、窓や玄関の外に運び、そこで逃す機能が付いている。

 同チームの村上優衣さんは「私たちは段ボールやクリアシートのパッケージ製造の会社『美販』のテーマである『もらってウレシいクリアシート小物』で商品を企画した。クリアシートの特徴である透明性を生かせる企画をと考え、周りの大学生に『透明にしたいもの』を聞いたところ、虫という声が多くあった。詳しく聞くと、部屋に出たクモやカメムシなどは、ゴキブリとは違い、殺さずに外に逃す人が多いことが分かった。これは、今までの虫対策市場である虫を部屋に入れない『防虫』や虫を殺す『殺虫』の市場ではなく、虫を逃す『逃虫』市場であると定義し、そのニーズに合った商品を考案した」と経緯を話す。

 現在は、同商品の販売に向けて、販売先の企業への提案と交渉、パッケージ制作やプロモーションのプランを進める。「むしキャッチリー」の販売に興味がある企業や一緒に商品開発に取り組む仲間を募集している。

 「ゼミで学んだことを生かして面白い商品ができたと思う。チームの皆と力を合わせて学生生活の集大成としたい」とも。

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