経堂駅北口・すずらん通りの文具・雑貨店「ハルカゼ舎」（世田谷区経堂2）が5月17日、郷土玩具愛好家、羽賀ゆかりさんによるZINE「ごりやく散歩 トリモノ帖 鷽」の取り扱いを始めた。

ハルカゼ舎のZINE売り場

　店主の間瀬省子さんは「コロナ禍で妖怪や厄除の民芸品などに人気が集まっている。「ごりやく散歩 トリモノ帖 鷽」は、野鳥のうそを模した木彫りのお守り木鷽(きうそ)について書かれたもの。鷽は幸運を招く鳥とされ、年に一度、天満宮でその木鷽を領布する「鷽替神事」が行われてきた。この冊子には、羽賀さんが東京近郊の神社で初めて鷽替神事を巡るエピソードがつづられている。愛らしい木鷽の写真も多数収録されているので、眺めているだけでも楽しい。イラストを手掛けるのは当店でもおなじみのヨツモトユキさん」と話す。

　「昨年好評だった『郷土玩具をめぐる旅 宮城』も再入荷している。こちらも羽賀さんとヨツモトさんがタッグを組んだ作品」とも。

　コロナ感染拡大防止のため、現在の営業時間は12時～18時。火曜・水曜定休。マスク着用、アルコール消毒必須、店内4人まで。