経堂西通り商店会の「CAFE Mallet(カフェマレット)」で11月13日、女性建築家とデザイナー・監督のチーム、一般社団法人「WHAIS(ワイズ)」による家づくり応援プロジェクト「50代からの暮らしアップを応援する KURUP LABO(クラップラボ)」2021セミナーの第3回が開催された。
同法人メンバーで、成城にオフィスを構える一級建築士の及川敦子さんは「今回のセミナーは、自分らしい暮らし方を実現する家づくりをサポートして来たワイズが12周年を迎える今年、50~60代の方々の暮らし方を応援しようとスタートしたもの。このくらいの年齢になると、仕事や家族に変化が起こり、長い間温めていた夢の実現を思う気持ちも生まれる。暮らし方を見つめ直すタイミングで、これからの人生の中で何を大切にするのかを私たちと一緒に見直し、暮らしの中心である理想の住まいづくりを考えるために企画した」と話す。
「コロナで社会の分断が加速し課題の多いこんな時代だからこそ、新しいことを始める、コミュニケーションの場をつくる必要を感じている。カフェマレットの定員5人のアットホームなイベントは、参加者同士の意見交換や交流もしやすいと好評を頂いている。最終回となる次回は、高齢になっても自分らしく自立した暮らしを送るために、自宅介護、訪問診療、健康で安心できる住まいのあり方をポジティブに考えるこれからの家づくりがテーマ。現代社会のさまざまな課題に向き合いたい。セミナーの様子はユーチューブにもアップロードするので、多くの人に見てほしい」とも。
第4回は12月11日11時~。内容は「死ぬまで自宅で生きる!暮らしアップを実現する家づくり」で、講師はオオカワ建築設計室の大川三枝子さんが務める。参加費は2,000円(1ドリンクとマレットの特製ランチプレート付き)。要予約。