経堂農大通りの創作料理バル「マホラ食堂」(世田谷区経堂1、TEL 03-6875-9295)が1月に入り、冬メニューのホットジンジャーウイスキーの提供を始めた。
店主の内田龍さんは「マホラ食堂のジンジャーエールは、高知県いの町の水田農園が作った『かおり生姜(しょうが)』ときび砂糖や蜂蜜、数種類のスパイスを入れてピリッとスパイシーに作った自家製。アルコールメニューとしては、ウイスキーを入れたジンジャーハイボールが好評だが、寒くなってきたので、ホットで楽しみたいという声が増え、ホットジンジャーウイスキーをメニューに加えてみた」と、経緯を話す。
同店を経営する内田龍さん、鵜沼ユカさんは、学生時代から演劇活動を行う役者夫婦。飲食業の傍らCMやナレーションの仕事も引き受け、演劇関係者の利用も多く、アルバイトスタッフに若い演劇人を雇ってきた。
内田さんは「新型コロナウイルスの影響で、客数、売り上げ共にダメージを受けているが、メニューやサービスを工夫して、うちで働いている若い役者になるべくシフトに入ってほしい。料理メニューは、冬においしくなる野菜や果物を使ったタパスなどを充実させ、テークアウトにも対応したい」と意気込む。
営業時間は、昼=12時~14時、夜=18時~23時30分。水曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、こまめに換気して3密を避けて営業している。