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経堂のイタリアン「リゴレッティーノ」が宮崎・尾崎牛を使ったコース料理

前菜の尾崎牛の藁焼き、蕗の薹のソースとフリット

前菜の尾崎牛の藁焼き、蕗の薹のソースとフリット

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  経堂すずらん通り商店街のイタリアンレストラン「リゴレッティーノ」(世田谷区宮坂3、TEL 03-3439-1786)が2月に入り、シェフ今村裕一さんの出身地・宮崎県の尾崎牛を使った特別なランチとディナーのコースの提供を始めた。

尾崎牛スジの煮込みのラザニア

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 今村さんは両親共に料理が得意で、ヨーグルトや洋菓子も自家製、地元産の肉、魚、野菜の料理が食卓に並ぶ環境で育った。慶応大学進学後、東京の飲食店でアルバイトをするうち料理への興味が本格化。4年で中退して料理の世界へ。10年以上の修業を経て、イタリアのエミリア・ロマーニャ州で「オステリアフランチェスカーナ」、「リゴレット」などで働き、2005(平成17)年11月に同店をオープンした。

 今村さんは「宮崎出身の縁があり、尾崎宗春さんの尾崎牛を仕入れている。コロナが長引き、世の中に閉塞(へいそく)感が漂うのを感じるが、こんな時こそおいしいものを食べてほしい。前菜の尾崎牛のわら焼き、尾崎牛スジの煮込みのラザニア、メインの尾崎牛の炭火焼きなど、スペシャルコースには3種類の尾崎牛メニューが入る」と説明する。 

 尾崎スペシャルランチは11品8,250円、尾崎スペシャルディナーは12品1万1,000円。両コース共、3月末まで。

 「他にも、故郷・宮崎の季節の食材が入るので、一人でも多くの人に体験してほしい。気軽にお越しいただきたい」とも。ワインは、ソムリエでもある今村さんがイタリア産を中心にそろえる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時(入店は12時30分まで)、ディナー=17時30分~21時。アルコール類の提供は20時まで。

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