経堂駅北口の住宅街にあるギャラリー「GARAGE・B(ガラージュ・ベー)」(世田谷区赤堤1)で3月19日、「戸部義盛作陶展」が始まった。
同ギャラリーを主宰する山本由美さんは「戸部さんは南房総市に拠点を置く陶芸家。25年ほど前からお付き合いがあり、2年ごとに展示していただいてきた。コロナもあり今回は4年ぶりとなったので、多くの人に来てほしい。コロナのために活動ができないでいるのは、作家さんにとって辛いこと。感染防止対策をとりながら、ギャラリーの運営を停止せずに続けなければ」と話す。
1993(平成5)年にオープンし、10月で29周年を迎える同ギャラリーは、陶芸、絵画、アジア工芸など、さまざまな作家の企画展をはじめ、陶磁器の割れひびなどを修復する金継ぎや絵付けの講習会、料理会、落語会など、幅広い催しを行ってきた。
「コロナで大変な世の中だが、大地の土から作り上げる陶芸は見て触れた人に力をくれる。若い世代から年配まで、いろいろな人にお越しいただければ」とも。
開催時間は12時~18時(初日は17時~、最終日は17時まで)。