経堂駅北口のラーメン店「ウチデノコヅチ」(世田谷区経堂2、TEL 03-6339-2223)が4月28日、従来の麺とは異なる「極太 平打ち ちぢれ麺」の提供を始めた。
店主の樋口直樹さんは豚骨ラーメンの本場、福岡県八女市出身。2年前のオープン以来、専門業者・三河屋製麺の「極太ストレート麺」を使い、豚骨ラーメンとつけ麺、魚介系スープを加えたラーメン、つまみ類を提供してきた。
樋口さんは「うちのスープは超濃厚な豚骨スープ。このスープを受け止められる麺が、ツルツルモチモチの『極太ストレート麺』。だが、このスープにいわゆる『二郎系』の麺に合わせて食べたいという常連や若いお客さまの声が多く、製麺所に相談して、今回の『極太 平打ち ちぢれ麺』にたどり着いた。北海道産の2種類の小麦をブレンドして打った麺で、香りがあり、ツルツル、ワシワシ、プリプリした重層的な食感で、スープとの相性が良いので、皆さまに食べてほしい」と、導入の経緯と意気込みを話す。当面は、通常の豚骨ラーメンのみでの提供。
「麺の形状によるが、『二郎系』特有の食べ応えがあり、しっかりした満腹感が得られる。麺の原価が通常よりも高いため、注文時に50円の食券を買い求めていただくことにした。その分、おいしい一杯に仕上げるので、ご理解いただければ」とも。
営業時間は11時~23時。材料切れの場合は閉店。水曜定休。14時~18時の中休みを取る日はSNSで知らせる。3密回避、マスク着用、アルコール除菌、換気など感染対策を取りながら営業している。