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経堂・奥すずらんの登山用品店がオリジナルエプロン 経堂の職人とコラボで

オリジナルエプロンを着ける店主の田窪朗さん

オリジナルエプロンを着ける店主の田窪朗さん

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 経堂すずらん通りと赤堤通りの交差点側にあるアウトドア用品を中心としたセレクトショップ「山荘 飯島」(世田谷区船橋5、TEL 03-6762-6244)が5月、「メイド・イン・経堂」のオリジナルエプロンの販売を始めた。

オリジナルエプロンの売り場

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 店主の田窪朗さんは栃木県出身。アパレル業界で経験を積み、登山を趣味とすることを背景に同店を開いた。

 田窪さんは「もう10年ほどバーベキューやキャンプなどのアウトドア活動の際にエプロンを使ってきた。エプロンはたき火にも最適で、野外での料理がとてもスムーズになり楽しさが増える。それで、機能性とデザイン性を両立するエプロンを作りたいという思いを持ち続けてきたが、自分でセレクトショップを経営することになったので、思いきってオリジナルのエプロンを作ることにした」と経緯を話す。

 エプロンを製造するのは、経堂4丁目にあるお直し専門店「ELK(エルク)」。

「いろいろ調べてエルクさんの存在を知り、ダメ元で電話をかけたら快く応対してくれた上に、パターンも引けて縫製までできることが分かった」と振り返る。エルクは、代々木上原でアパレルメーカーの展示会サンプルやコレクションサンプルを作る縫製工場を40年以上も夫婦で営んでいたため、「どんな商品も作れる技術があった」という。工場を営む傍ら、「その道の大ベテラン」である妻が経堂でお直し専門店を営んでいる。「そんな奥さん自身がパターンを引いて裁断し、一から縫い上げてくれたので、もったいないほどの素晴らしい職人技でオリジナルエプロンが生まれた」という。

 「エプロンとは思えないほどの丁寧な縫製技術がポイント。実際に自分が長く愛用していたエプロンをベースに首ひもの長さを調整できるようにし、素材には防カビ・防臭機能を持った機能素材を使い、より日常的に使いやすいよう機能をアップデートしている。デザインは、あえてアウトドア感を薄くし、雰囲気ある丈の長いものに仕上げてもらった。アウトドア、炊事洗濯など普段使いや園芸、日曜大工的な作業をするときなど、さまざまなシチュエーションで男女問わず好きなように使ってほしい」とも。

 価格は8,800円。営業時間は11時~19時。一部アポイントメント制。休日などはSNSで発信する。

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