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経堂の文具店で季節の紙文具を展示販売 風待月にちなんだレターセットなど

風待月シリーズ。風待月の手紙、風待月の一筆箋、風待月の贈り袋

風待月シリーズ。風待月の手紙、風待月の一筆箋、風待月の贈り袋

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 経堂駅北口・すずらん通りの文具・雑貨店「ハルカゼ舎」(世田谷区経堂2)で6月5日、夫婦で物語のある紙文具を作る「久奈屋」による「6月にちなんだ」レターセットなどの展示販売が始まった。

風待月の手紙の便箋は4色セット

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 店主の間瀬省子さんは「久奈屋さんは2008年より、夫婦で物語のある紙文具をこしらえている作家さん。たまたまご縁があり、当店では2010年くらいから取り扱っている。宮沢賢治や新美南吉、ルイス・キャロルなどの物語の一場面を、独自の視点で紙文具に落とし込んだものや、昔懐かしい小物や季節が感じられる草花などを描いた、手紙にまつわる紙文具がお客さまに喜ばれてきた。紙文具を通じて豊かな物語の世界に触れてほしい」と話す。

 店内には、「雨が多い梅雨の時期でも心が晴れるような爽やかな色使いの作品」を並べる。

 「旧暦では6月の事は一般的に『水無月』と呼ばれているが、他にも異称がたくさんあり、『風待月』もその一つ。久奈屋さんは、季語や記念日、その月にまつわるものをちりばめた『十二箇月の物語』シリーズを作っているが、6月は『風待月』にまつわるレターセット、一筆箋、ポチ袋などもある。燕子花(かきつばた)、紫陽花(あじさい)、どくだみ、カニ、サクランボや記念日などのイラストがちりばめられているので、今の季節に息づく自然を感じてほしい」とも。

 現在の営業時間は12時~18時。火曜・水曜定休。コロナ感染拡大防止のため、マスク着用、アルコール消毒必須。

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