世田谷線・宮の坂駅から徒歩3分、烏山川緑道沿いのコーヒースタンド「take tokyo」(世田谷区宮坂1、TEL 03-6770-0557)で7月2日と3 日、「ホットサンドワークショップ」が開かれた。
2021年8月、ファッション関連のPR業経験者の清水洋子さんがオープンした同店。店内にビンテージショップ「I AM(アイアム)」を併設し、つながりのあるビンテージファッションなども販売している。ドリンクは「水出しコーヒー」(495円)、「アメリカーノ」(シングル440円、ダブル495円)などのほか、清水さんの出身地・石川県七尾市の「能登ミルク」を使った「能登ミルク カフェラテ」(同 495円、同550円)、「能登ミルク 小瓶」(330円)、「能登ミルクヨーグルト」(330円)、「能登ミルクジェラート」(同330円、同495円)も用意。テイクアウトにも対応している。
清水さんは「コロナ禍が長引き、私も含めて密な都会を避けて自然に親しみたいという子育て世代が増えていると感じる。今回は、世田谷の住宅街でも気軽にアウトドア体験をしてもらえるようにと、キャンプ場などアウトドアのシチュエーションでも使われることの多いハイマウントのホットサンドメーカー7種類を用意して、アウトドアをメインに料理家、食のライターとして活動する吉川愛歩さんを講師に迎えて行った」と経緯を話す。
定番のハムやチーズだけでなく、自家製のザワークラウトやあん、フレッシュハーブ、キャラメルソースなど10種類以上の中から好みの具材を選び、上町にある「サンセリテ 北の小麦」の食パンにトッピングして、自由にホットサンドを作って食べることができる形式で行った。
講師の吉川さんは「いずれの日も子連れのママたちを中心に盛り上がり、キャンプ経験のない人もアウトドアの楽しさを感じてもらえたように思う。少し教えただけで、子どもたちが大人が想像もしないような意外な組み合わせでランチ系やスイーツ系のホットサンドを自由に作るのが楽しかった。店内にあるキャンプ用品や本を手にとって、自然にアウトドアに親しんでくれたのもうれしい」と振り返る。
「ホットサンドメーカーは構造的に両面焼きのフライパンなので、簡単だが実は奥が深く、いろいろな料理ができる。キャンプ初心者でも使いやすいので、ワークショップの体験が役に立つと講師冥利(みょうり)に尽きる」とも。
今後も、アウトドアやファッションをテーマにした親子で参加できるイベントを予定しているという。
営業時間は8時30分~17時。木曜定休。弁当のケータリングは予約制。