経堂駅北口の「bar月の花」(世田谷区経堂2、TEL 03-5799-4977)が7月15日、瀬戸内・広島県因島産、有機無農薬のハッサクなどを使った夏のカクテルの提供を始めた。
店主の城間隆志さんは大阪府岸和田市出身。地元の老舗バーで修業を始め、上京後、銀座と青山で15年の経験を積んだ後、経堂に店を構えた。200種類以上の洋酒をそろえるオーセンティックなサービスが基本だが、果物の仕入れを欠かさず、季節のフルーツカクテルは常に10種類前後を用意する。
城間さんは「コロナになってまさかの3度目の夏。心身共にバテ気味な夏に、飲みやすく、爽やかな気分になるカクテルを作った。ハッサクは無農薬で『上品な酸味と甘みがある』という因島産。他にも高知県いの町の水田農園の『かおりショウガ』、青唐辛子、アニス、煎茶、ほうじ茶などをお酒に漬け込んだインフュージョン・シロップを使ったカクテルを使ったメニューでバリエーションを考えた。一日の疲れを癒やすために、立ち寄っていただければ」と話す。
メニューは「因島 八朔(はっさく)のアニス香るジントニック」「青唐辛子ウオッカ」「香りしょうがウオッカ」「アニス香るジン」「煎茶ジン」「ほうじ茶ラム」(850円~)。
「まだ暑い夏が続くが、いろいろなかんきつが出てくるので、飲んで涼しい気持ちになり、旬の味わいのあるカクテルをお届けしたい」とも。
営業時間は17時~翌1時。席数を減らし、マスク着用、アルコール除菌、換気などを徹底して営業している。