経堂駅北口のスパイス料理専門店「ガラムマサラ」(世田谷経堂1、TEL 03-3427-1985)が、青森県八戸市の「南風農園」が育てた八戸地域の伝統野菜「糠塚(ぬかづか)きゅうり」を使った野菜カレーの提供を始めて1カ月がたつ。
店主のハサン・メハディさんは「この糠塚きゅうりに似たキュウリはインドにもあり、煮込みカレーやフリットに使うとおいしいので、送ってもらった時はうれしかった。フレッシュな味わいでスパイスとの相性が良いのと無農薬の有機栽培なので安心。本当はガスパチョのような冷製のスープにもぴったりなので、いろいろなメニューにチャレンジしたい」と話す。
糠塚きゅうりを使ったメニューは、焼きとん酒場「きはち」や海鮮居酒屋「らかん茶屋」など近隣の店でも提供されている。
「コロナの影響は、まだまだ大きい。しかし、こんなときだからこそ、地方の産地とのつながりを大切に、おいしいカレーを提供したい。日本の地方にはユニークな食材がたくさんあって面白いので、いろいろなメニューに挑戦したい」とも。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時。木曜定休。マスク着用、アルコール除菌、ドアを開け換気などを徹底して営業している。