経堂駅北口にある家族経営の焼きとん酒場「きはち」(世田谷区経堂2、TEL 03-3429-8121)が11月18日、毎年恒例の高知産ベルピーマン炭火焼きの提供を始めた。
鮮やかな緑色でベル型をしたベルピーマンは、高知県いの町の水田農園から毎年届く季節の食材。清流・仁淀川流域で栽培される同園のショウガ「かおり生姜(しょうが)」は10年前から経堂周辺の個人飲食店10店で使われており、毎月2、3回、共同購入してきた。秋の味覚、ベルピーマンはショウガと同じ便で届く。
店主の八十島翔さんは「水田農園は、10年前からショウガで世話になってきた間柄。高知市内でのイベントでお会いしたり、畑に行ったりして交流を続けてきた。昨年、ベルピーマンの生産現場を見学させてもらったが、豊かな自然に囲まれた環境で育てられているのが良く分かった。水田さんが作るベルピーマンは苦味が少なくフルーツのようだが、意外にもタレとの相性が良く、女性ファンが多い。今年も売れ行きは順調」と話す。
「今月の5日に無事に18周年を迎えることができた。これから全国の旬の食材をおいしく提供していきたい」とも。
営業時間は17時~23時。火曜定休。