経堂すずらん通り商店街の路地にあるマンツーマン指導専門トレーニングジム「ラミウス経堂店」が11月1日で2周年を迎えた。
同店は最新機器を備え、運動指導を行うトレーナー集団。代表の上田翔さんは川崎市出身。経堂のスポーツクラブでトレーナーとして働くうちに、かいわいの雰囲気が気に入り創業を決めた。
上田さんは「自分自身10代のころは体が弱く、女性用ジーンズを履いていたほど細いのがコンプレックスだった。病気がちで左耳の聴力が無いなど、体の悩みが常にあり、それで、体の弱い人たちの助けになればとトレーナーの道を選んだ」と現在の職業を選んだきっかけを話す。
ハードなイメージのあるトレーニングを同店は「スタッフとの日常会話をする延長線上でトレーニングを楽しむ」ことを目標に掲げる。「やはりお客さまに寄り添うことが一番大切。大きな機器が並んでいるが、指導の基本は人と人。常に相手がどんな状況か、どう感じているかをキャッチしていたい。近所に暮らす人が多いので一人一人と長い付き合いになれば」
「経堂、千歳船橋辺りは、昔ながらの商店街が残っていて人と人との付き合いのほどが良い。知れば知るほどたくさんの店があり楽しい街。自分たちも街の一員になれるよう地域密着で頑張っていきたい」とも。
3月には千歳船橋駅北口にも「ラミウス千歳船橋店」を開いた。こちらも近隣住民が会員になる地域密着スタイルで営業しているという。