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「経堂五丁目特別保護区」が秋の一般開放 フィールドビンゴも

ボランティアによる解説展示の様子

ボランティアによる解説展示の様子

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 経堂駅から徒歩10分ほどの場所にある「経堂五丁目特別保護区」(世田谷区経堂5)が11月25日・26日、12月2日・3日、今年も一般開放される。

経堂五丁目特別保護区の様子

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 世田谷区には4カ所の特別保護区があり、経堂五丁目特別保護区もその一つ。一般財団法人世田谷トラストまちづくり(以下、世田谷トラスト)と地域のボランティアが協力して保護区の自然環境を保全している。

 広さは1817平方メートル。通りを挟んだ向かいにある長島大榎公園と一体となり、住宅が立ち並ぶ地域にある緑地。区内には珍しい湧水による池があるのも大きな特徴。

 池の周囲には、常緑樹のアカマツやタラヨウ、落葉樹のウメやモミジの大木がそびえ、秋のこの時季は、ムサシアブミ、ナンテンなどが赤い小さな実を付ける。木の枝ではヒヨドリやコゲラがさえずり、ジョロウグモが大きな網を張る。

 池を囲む土地そのものは個人の庭園だが、世田谷区が特別保護区に指定し、春と秋の一般開放と樹木剪定(せんてい)など管理の支援を世田谷トラストに委託している。

 開放時間は10時~16時。予約不要。駐輪場は併設していない。期間中、ボランティアによる赤い実を探す「#フィールドビンゴ」なども行う。

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