経堂を拠点に活動するパンクバンド「ザ・レモーンズ」が12月16日、経堂シンフォニー商店街の「bar PENTA」（経堂2）で今年最後のライブを行う。

「ザ・レモーンズ」ライブのチラシ

　同バンドは、経堂駅南口そばにあるフード＆バー「アナログ」（世田谷区経堂1）店主の奥山浩司さんがコロナ禍の2022年、常連客に声をかけて結成。経堂かいわいのライブハウスで、シンプルで力強いビートとストレートなメッセージが特徴のオリジナル曲を演奏してきた。

　長年バンドマンとして活動する奥山さんは山形県出身。上京後、1970年代から下北沢の老舗中華「眠亭」など多くの飲食店勤務を経験。2014（平成26）年にL字型カウンターのみの同店をオープン。地元・経堂をはじめ、小田急線沿線の音楽好きが集まる場所となっている。

　奥山さんは「コロナで人のつながりが薄れる中、感染対策に気をつけながら結成したバンドが『ザ・レモーンズ』。始めて良かったのは、我々に刺激を受けて、他のお客さんたちも、昔やっていたギターの練習を再開したり、新たにバンドを組んだりして、人がつながり経堂の音楽シーンが盛り上がってきたこと。今回は、近所のライブバーの記念イベントへの出演となる。地元にいながら生の音楽を体験できるのは素晴らしい。一人でも多くの人に来てほしい」と話す。

　15時30分開演。「ザ・レモーンズ」の登場は17時30分～。料金は2,500円（1ドリンク込み）。