高知県いの町の水田農園が11月22日、経堂駅北口の陶芸教室「まだん陶房」(宮坂3、03-3428-8044)で定期開催されている「経堂こども文化食堂」フードシェア用の食材としてベル型のベルピーマンとショウガを寄付した。
清流・仁淀川流域で栽培される同園のショウガ「かおり生姜」は7年前から経堂周辺の個人飲食店10店で使われており、毎月2、3回の共同購入時に水田かおりさんが段ボール箱の空きスペースに子ども食堂向けの野菜や生姜を詰め込む。
水田さんは「このベルピーマンは苦味が少なくフルーツのよう。ピーマン苦手な子どもたちも食べてくれたと高知のお母さん方に好評なので、ぜひ経堂でも」と話す。
フードシェアに参加したシングルマザーの一人は「ベルピーマンをごま油としょうゆとカツオ節で炒めたらピーマン嫌いな子も『これなら食べられる』とパクパク食べてくれた。形も面白く食卓の会話も楽しかった」と喜ぶ。
ベルピーマンは、焼きとん「きはち」など経堂の個人飲食店でも提供している。