
経堂の城山通りにあるラーメン店「大風亭(だいふうてい)」(世田谷区経堂5)が7月11日で1周年を迎える。
同店は塩と醤油の2種類のラーメンを基本とし(いずれも900円)、季節ごとの限定メニューを定期的に用意し、現在は「冷やし塩わさび麺」(1,000円)を提供している。店主の菅原大輔さんは「自分が正統派のラーメンが好きだということもあるが、長く続けていくには正統派のものをしっかりと提供していくことが大事だと思う」と話す。
カウンター6席の店は以前「かみ山」(現在は三鷹市に移転)が営業していた場所で、居抜きで入ることができて出店コストも抑えられ、同じラーメン店ということで周囲からも好意的に迎えられたという。
周年当日は本来は定休日だが営業し、記念品としてタオルやステッカーを先着50名に配布するほか、通常の醤油ラーメンではブレンドして使っている岐阜県にある山川醸造のたまり醤油「みのび」を100%使用し、かつ、焦がし感を出したものを用意する。それ以外にも、イベリコ豚のチャーシューを用意するなど、周年を機に新しい味へチャレンジするきっかけにもするという。
菅原さんは「開店当時から思っていたことだが、地域に根差したお店にしていきたいし、地域の皆さんに普段使いしてもらえる店でありたい。家族連れも多いため、長く営業していけば、結果的に子どもたちの成長を見守ることにもなるので、そういった楽しみもある」と話す。
営業時間は11時~22時(木曜は15時まで)。金曜定休。