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経堂のイベント酒場で「高知酒の会」 9種飲み比べ、「ひろめ市場」の話題も

司会を務めた「まるごと高知」の野戸さん(写真提供=さばのゆ)

司会を務めた「まるごと高知」の野戸さん(写真提供=さばのゆ)

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 経堂駅北口のイベント酒場「さばのゆ」(世田谷区経堂2)で11月23日、「まるごと高知~土佐酒新時代~」と題する日本酒イベントが開かれ、20人近い参加者で満員になった。

当日用意された日本酒

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 同会は、銀座にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」の野戸昌希さんが用意する日本酒と料理を楽しむ会。参加者は「カツオのたたき」「カツオのちちこ(心臓)」「クジラベーコン」などが含まれたおつまみBOXに、用意された限りの日本酒飲み放題を楽しんだ。

 当日用意した日本酒は「安芸虎 CEL-24」(有光酒造場)、「豊能梅 純米 セメブレンド」(高木酒造)、「南 純米吟醸 うすにごり発泡」(南酒造場)、「山に雲が 純米大吟醸 ザアアザアア」「山に雲が 純米大吟醸 ゴオウゴオウ」(以上、川澤酒造)、「SHIMANTO BLACK」(文本酒造)、「桂月 相州誉 山廃純米酒 58」「桂月 超辛口 特別純米酒 60」(以上、土佐酒造)、「司牡丹 シン・暗夜の光 純米酒」(司牡丹酒造)の9種。

 野戸さんは「高知県工業技術センターが開発した『CEL(セル)-24』という酵母が高知の酒造りに与えた影響は大きい」と、それぞれの酒蔵がセル-24とどのように向き合ってきたかを最新の高知の酒造り事情とともに伝えた。

 高知に行ったことがある参加者からは、「高知中心部にあるグルメスポット・ひろめ市場の魅力」「東京からの日帰り旅行で高知を楽しむ方法」などが語られた。

 参加した近隣在住の男性は「高知はまだ行ったことないが、今日聞いた『べく杯』など独自の酒文化が楽しそう。高知にも行ってみたいし、また次回の酒の会が楽しみ」と話す。「べく杯」は、酒が入った状態では置くことができない、穴が空いた杯や自立しない形状の杯。

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