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経堂「おでんや味田」跡に居酒屋「らくと」 北道産食材で創作和食提供

店内に立つ店主の小山さん

店内に立つ店主の小山さん

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 居酒屋「らくと」(世田谷区2)が11月12日、経堂の「おでんや味田(あじでん)」跡にオープンした。店舗面積は約10坪で、カウンター8席とテーブル8席の計16席を用意する。

らくとの外観

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 店主の小山祐人(ゆうと)さんは隣で40年以上営業する居酒屋「百姓亭」の家系で、地元・経堂で生まれ育った。百姓亭は兄が跡を継いでおり、弟の祐人さんは味田の閉店が決まった際、大家から出店を打診され、今回の開業に至った。

 小山さんは「これまで実家の百姓亭をはじめ、そば店、焼き鳥、バー、イタリアンなどさまざまな業態の飲食店を経験してきたが、直近の4年間は札幌にいた。その間に現地の食材の素晴らしさを実感し、仕入れ先を開拓して北道産食材を前面に出す店にした」と話す。

 フードは50種類以上をそろえ、ドリンクも30種類以上を用意する同店の看板メニューはマグロとラム。マグロは「生本マグロ刺し」(1,200円)、「まぐろ漬~ニラしょうゆ~」(950円)など6種類、ラムは「ラムのたたき」(950円)、「ラムステーキ~ジンギスカンタレ~」(1,000円)など4種類をそろえる。「ジャンルとしては創作和食だが、肩肘張らず居酒屋として使ってほしい」と呼びかける。

 「百姓亭が魚のイメージが強いため、当初は肉に特化することも検討した。しかし、最終的には隣を過度に意識することなく、夫婦で『やりたいこと・できること』を優先した」という。

 営業時間は16時30分~23時30分。水曜定休。

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