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経堂のイタリアン「リゴレッティーノ」、冬季限定コース提供

自家製ブリオッシュのフレンチトースト、レンズ豆の煮込みともち豚のハム

自家製ブリオッシュのフレンチトースト、レンズ豆の煮込みともち豚のハム

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 経堂すずらん通りのイタリアンレストラン「リゴレッティーノ」(世田谷区宮坂3、TEL 03-3439-1786)が現在、12月・1月の期間限定コースを提供している。

前菜(ズワイ蟹 ビーツ アジアーゴチーズ)

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 同店は以前は「クリスマスコース」を12月24日・25日を中心に設定していたが、限られた日程だと都合が合わない人も多く、現在、クリスマスコースは提供せず、12月・1月の限定コースに雪のイメージを盛り込み、クリスマスの雰囲気も感じてもらえるようにしたという。

 シェフの石井隆太郎さんは「イタリアではレンズ豆を年末年始に食べる習慣がある。日本だとお節料理の栗きんとんが金運をもたらすとされているが、コインに似た形のレンズ豆も同様」と前菜の一品「自家製ブリオッシュのフレンチトースト、レンズ豆の煮込みともち豚のハム」について文化的背景を説明する。

 店主の今村美香さんは「20日・21日、24日・25日は限られたコースのみの提供だが、22日・23日は通常営業なのでいつも通り、ランチ4,900円から、ディナー6,800円からのコースを提供する。いずれもクリスマス気分を味わってもらえるような内容にしているので、クリスマス当日にこだわらない方にはお薦め」と話す。

 11月20日で20周年を迎えた同店。店名の「リゴレッティーノ」の由来は、先代シェフの今村裕一さんが、師ジャンニ・ダマートさんから「リゴレット・ダ・ジジ(イタリア人から今村さんが呼ばれていた愛称)にしては」と提案されたが、偉大な師の店名をそのまま付けることに気が引け、「小さなリゴレット」を意味する「Rigolettino」と名付けた(正式名称は「Il Rigolettino da Gigi」)。

 営業時間は、ランチ=12時~14時30分、ディナー=18時~21時30分。水曜と第1・3火曜定休。

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