経堂駅北口のスパイス料理専門店「ガラムマサラ」(世田谷経堂1、TEL 03-3427-1985)が4月2日、カレーとライスのセットメニューのテークアウトを始めた。
「TAKE OUT はじめました」の張り紙のあるガラムマサラの看板
同店はインドのムンバイ出身のハサン・メハディさんが「母親の手料理を日本の人にも食べてほしい」と、1997(平成8)年に創業。経堂のフレンチや和食などの料理人との交流を経て、2000年以降は創作メニューも加わり、昼間は日替わりカレーランチ、夜は酒とスパイス料理の店となった。
店長の大澤孝将さんは「新型コロナウイルスの影響で客数が減少した3月末からテークアウトメニューを考えていた。お客さまからの要望も多く、ランチタイムとディナータイムに持ち帰り対応することにした」と経緯を話す。
テークアウトメニューはランチのAセット(864円)1種類。カレーは肉のカレーか野菜のカレーをどちらか一つを選ぶことができ、ライスが付く。
「うちのナンは焼きたてのふわっとサクッとした食感が特徴。時間がたつと硬くなるので、残念だが、テークアウトはライスのみ」
50代の常連客は「ガラムマサラのランチカレーは肉カレーにも大根や里芋が入っていることもありうれしい。野菜カレーは十数種類の野菜が入っているので健康的。毎日、野菜の内容も変わるので飽きることがない」と話す。
「Aセットは比較的早くできるので、店に来てからの注文でも大丈夫。もちろん電話でも受け付けている。テークアウトできるメニューの拡充も考えている」とも。
都の自粛要請期間中の営業時間は、昼=11時30分~14時、夜17時30分~20時。