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経堂の飲食店に瀬戸内レモン コロナウイルスの影響で需要減の産地から

ラーメン「まことや」の店主・北井さんは「レモンラーメン」を特別価格(750円)で提供する

ラーメン「まことや」の店主・北井さんは「レモンラーメン」を特別価格(750円)で提供する

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 イベントやラジオ番組などに出演して広島の魅力を伝える活動を続ける山根かおりさんが4月18日、経堂の飲食店宛に総量15キロの瀬戸内レモンを届けた。

山根さんから送られたレモン

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 山根さんは2014(平成26)年からオフィス勤務の傍ら週末の休みに上京、手弁当で広島関連のイベントを行ってきたが、今年3月までの2年間、東京での勤務となり経堂で暮らした。

 「縁あって6年前から経堂の店で飲むようになった。カウンターの人のふれ合いがすてきで、楽しい人たちと知り合い、複数の店で広島のものを使ってもらえるようになった。広島のレモン、日本酒、中国醸造のクラフトジン『桜尾』、ヤマトフーズの『レモスコ』、三宅水産の『がんす』、石野水産の『ちりめんじゃこ』などを取り寄せて使う店も増え感謝している」

 今回のレモンは、新型コロナウイルスの影響で、需要が激減したため出荷できずにいた瀬戸内の島のレモンの一部を山根さんが買い取ったもの。

 「今回の新型コロナウイルスの影響は広島でも東京と同じく、飲食店のみならず加工業、農水産業とも大きな打撃を受けている。加工業では、今回のレモンに限らず、多くの在庫を抱えたたくさんの生産者がSOSを出している」

 山根さんから送られた瀬戸内レモンは、週末の間に12店舗に配られ、今週から各店のテークアウトメニューに使われる。

 「緊急事態宣言が全国に拡大され、飲食業は全国的に厳しい時期が続くと予想される。経堂は在宅でリモートワークをする人が増え、昼から夕方までは持ち帰り需要が高まっていると聞いた。今回の瀬戸内レモンは、生産者が低農薬、ノーワックスで安心を考えて、大切に大切に育てたもの。瀬戸内の太陽と潮風をたっぷり浴びている酸っぱさの中に甘さのあるレモン。弁当の唐揚げやオードブルセットに添えるだけでなく、皮ごと使えるのでいろいろな料理に使っていただければ。状況は広島も同じく大変だが、経堂の皆さんに瀬戸内のレモンの爽やかな香りとビタミンで元気になってほしい」

 山根さんは今後も広島や近隣市町の生産者と東京の飲食店をつなぎ、メードイン広島・瀬戸内を広める活動を続ける。

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