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千歳船橋駅前に「もがみ食堂」 農大出身者が故郷・山形の味もメニューに

もがみ食堂の「ひもの定食」

もがみ食堂の「ひもの定食」

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 千歳船橋駅南口の商店街「千歳船橋参商会」に飯と酒をテーマに営業する「もがみ食堂」(世田谷区経堂4、TEL 03-6310-2339)がオープンして2週間がたった。席数は、カウンター席5席と2人掛けテーブル1卓、6人掛けテーブル1卓を用意。

「もがみ食堂」店内と店主の堀さん

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 店主の堀俊彦さんは山形県最上町出身。東京農業大学時代に経堂の飲食店でアルバイトを始め、卒業後は、現在の「きはち」の場所にあった「らかん亭」や下高井戸の「まきた屋」に勤務。海鮮などの居酒屋料理全般を経験して独立した。

 堀さんは「自分が農大出身なので、学生さんでも気軽に食べたり飲んだりできる店にしたいと思い、『食堂』という名前を付けた。いきなり新型コロナウイルスの影響があり大変だが、付き合いの長い経堂の店や常連の皆さんが応援してくれて、何とかスタートを切ることができた」と、意気込みを見せる。

 メニューは「銀鮭定食」(900円)、「豚生姜焼き定食」「チキン南蛮定食」「メンチカツ定食」(以上880円)、「アジフライ定食」(850円)などの定食類。夜は、堀さんの出身地・山形の郷土料理「芋煮」「ふきと根曲がり竹の煮物」(以上480円)、「鳥から」「アジフライ」(以上580円)、「ポテサラ」(380円)、日替わりの刺し身盛り合わせも。新型コロナウイルスの影響でテークアウトにも対応している。

 ドリンクは、サッポロラガー中瓶(600円)、角ハイボール(450円)、サワー類(420円~)、日本酒は山形の「大山 本醸造 地乃酒」(480円)や農大時代から付き合いのある信州の「大雪渓」などをセレクト。

 オープン日から通う地元客の大久保幹人さんは「20年以上、経堂かいわいの飲食店で働いて、いろんな店と横のつながりもあり、仕入れも知り尽くした堀ちゃんの店ということで期待している。唐揚げも刺し身もつまみも良く、安くてうまい本醸の酒を置いているのもうれしい。早くコロナが終わって、昼は定食、夜は20歳を過ぎた農大生から粋な飲み方ができる年配まで幅広い客でにぎわう店になってほしい」と期待を込める。

 東京都の営業自粛要請期間中の営業時間は11時30分~2時、17時30分~20時。水曜定休。

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