経堂在住の編集者・著述家、岡部敬史さんが4月21日、オンラインによる文章添削指導サービス「TEXT DOCTOR」を立ち上げた。
「TEXT DOCTOR」を運営する編集者・著述家、岡部敬史さんの紹介
京都市出身の岡部さんは早稲田大学卒業後、大手出版社で編集者となり、29歳で独立。多数の書籍を編集する傍ら、企画・著述担当として自らオリジナル書籍を手掛けてきた。
2013(平成25)年に初めて出版した「目でみることば」シリーズは現在までに5巻を刊行。「試金石」「メジロ押し」「有頂天」など普段の暮らしの中で使われている言葉の語源となったモノや現象、風景などの写真と言葉を並べて分かりやすく説明する内容。
2016(平成28)年に始めた「くらべる」をテーマとする書籍シリーズは、比べる2つの対象を見開きで配置。分かりやすい写真と文章で説明する手法で、これまで、関東と関西の文化を比較する「くらべる東西」、昭和と平成の違いが一目瞭然の「くらべる時代」、日本の地方文化の豊かな個性が分かる「くらべる日本」、じゃんけんをとっても全く異なる世界の多様性を学べる「くらべる世界」のほか、今年2月には、岡部さんが生まれ育った京都をテーマとする5冊目の「くらべる京都」(以上、東京書籍)を出版した。
岡部さんは「新型コロナウイルスの影響で在宅ワークが増えたことも今回のサービスを立ち上げるきっかけとなった。現在、急速にメールやSNSを通じた文章で意思疎通を図る割合が増えている。Zoomなどテレビ電話的なシステムを使うと顔を見ながら会話ができるが、リアルなコミュニケーションと比べると自分の考えを従来よりも整理して、より分かりやすく伝えることが重要になっている。『TEXT DOCTOR』は、相手に伝わるプレスリリースや企画書など、分かりやすい文章の書き方を教えるが、分かりやすく書ける人は同時に分かりやすく話もできるようになるので、オンラインの仕事術を磨きたい人には良いと思う」と、サービス立ち上げの経緯について話す。
詳しくはホームページで確認できる