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経堂すずらん通りのテークアウト専門店に網戸 換気時の虫の飛来を防ぐ

「太田尻家」の網戸付きドア

「太田尻家」の網戸付きドア

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 経堂すずらん通りのバー「太田尻家」(世田谷区宮坂3)が5月25日、ドアを新しい網戸付きのものに交換した。4月からテークアウト専門店として弁当や総菜の販売を続けてきた同店は、緊急事態宣言の解除後も店内での飲食サービスを見合わせ、持ち帰りのみの営業を続ける。

「太田尻家」の新しいドア。ガラス戸を動かすと網戸が現れる

 店主の田尻輝幸さんは「テークアウトを始めたばかりの頃は気候も涼しく、窓を開けていると肌寒いくらいだった。しかし、5月に入り暖かくなると、新緑が芽吹き、花が咲き誇り良い季節になってきたが、一方で虫が店内に飛んで入ってくるようになった。チョウやガ、蜂などが厨房を飛び回ると衛生面で問題がある。これから暑くなると、蚊やハエなども増えてくると予測できる。今のうちに何とかしておきたいと思い、5日ほど店を休み、網戸付きのドアを作った」と理由を話す。

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 同店の内外装と今回撤去したドアは、元々造形職人として働いていた田尻さんが自作したもの。一見するとガラス戸がはめ込まれた木製ドアだが、換気したい時、ガラス戸を動かせば通気性の良い網戸が現れる。

 「うちは10坪の店内に網戸付きの勝手口、網戸付きの小窓が2カ所ある。今回の網戸付きドアの導入で網戸が4カ所になり、全て開け放つと風通しが良い」

 テークアウトメニューは、「盛り合わせ」(1000円)、「鯖寿司」(800円)、「ラム肉丼」「牛すじカレー」「ハンバーグ」「鶏と玉ねぎの唐揚げ」(以上600円)、「パクチー玉子」(300円)など。

 15年間、同店に通う男性は「そろそろ虫が気になる季節なので、ドアに網戸が付いて本当に良かった。この店は、ユニークなオブジェや絵や本があり、映画や演劇、アートなどが好きな若い世代が集まる貴重な店。早速、ドアと網戸を見に行ったが、眺めていて見飽きない味とセンスを感じて田尻さんらしいと思った。これから蚊も出てくるが、網戸で撃退しておいしいテークアウト料理作りに集中してほしい」とほほ笑む。

 入店時にはマスク着用が必須。こまめにアルコール消毒と換気を行い、ソーシャルディスタンスの遵守を呼び掛け、発熱や体調の優れない人の入店は断る。

 「緊急事態宣言は解除されたが、まだ油断はできないし、むしろ反動で緩む後が怖い。ここは細心の注意を払い、お客さんとともに乗り切りたい。営業内容は状況を見ながら判断する」とも。

 メニューや営業に関する情報は同店のツイッターやフェイスブックなどSNSで発信する。

 営業時間は16時~。売り切れ次第終了。木曜・金曜定休。

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