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経堂のビアバー「後藤醸造」、コロナ感染対策用シートを設置

店主の後藤健朗さんと新型コロナウイルス感染対策用のシートを設置した店内

店主の後藤健朗さんと新型コロナウイルス感染対策用のシートを設置した店内

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 経堂西通りの醸造施設併設のビアバー「後藤醸造」(世田谷区経堂2、TEL 03-6751-0698)が新型コロナウイルス感染対策用のシートを設置して3週間がたった。

密にならないよう呼びかける後藤醸造のゆるキャラ「ゴトジョン」

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 経堂の東京農業大学(桜丘1)を卒業、学内の邦楽サークルで知り合った後藤健朗さん、ゆきこさん夫婦が2016(平成28)年7月に開いた同店は、醸造場を併設した立ち飲みビアバー。自家醸造のたる生は、定番の経堂エールや地方のかんきつ、ショウガとの自家製コラボビール、全国から仕入れたクラフトビールを1杯500円から提供してきた。さまざまなメディアにも取り上げられ、経堂エリア外の客も引き付けたが、新型コロナウイルスの影響は経営に深刻な影響を与えている。

 後藤さんは「3月からさまざまなリスクを考えて、テークアウトのみの時期を設けたり、必要と思えば休んだり、営業の縮小を行ってきたため、昨年と比較すると売り上げは十分とは言えない。同時に夏になり『店でつぎたてのビールが飲みたい』というお客さまの声も多く、悩んだ末、店内営業をより安全に行うために感染対策用のシートを自作した」と経緯を話す。

 店内が密になるのを避けるため、4人以上のグループには店外スペースの利用かテークアウトを勧める。店内利用は40分まで。入り口での手指アルコール消毒や大声で話さないことを徹底。換気もまめに行う。

 秋が近づき、琥珀(こはく)色の「アンバーエール」など限定ビールの醸造も始めている。

 現在の営業時間は13時~20時30分。月曜・火曜定休。

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