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経堂「魚ケン」が10周年 鯨と魚、日本酒のマリアージュ提案

「魚ケン」店主の白井県路(けんじ)さん

「魚ケン」店主の白井県路(けんじ)さん

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 経堂駅・農大通りにある海鮮がメインの居酒屋「魚ケン」(世田谷区経堂1)が9月5日で10周年を迎えた。

「鯨三種 鉄板焼」(1,580円)、上から時計回りに熟成赤身、鹿子、カルビ。

 店主の白井県路(けんじ)さんは元々、和食の料理人だったが、経堂・本町通り商店街の老舗鮮魚店「魚真」で14年間、魚の小売り、流通、店舗経営を学んだ後に独立。当初は駅北口・すずらん通り商店街の飲食ビル2階でスタートしたが、5年前、路地に面した現在の場所に移転した。

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 常に全国から10種類以上の鮮魚とさまざまな部位の鯨、季節の野菜、珍味などの食材をそろえ、メニューは40種以上を用意。旬の魚6種類の「刺し身盛り合わせ」(2人前1,600円)のほか、伊万里焼きの大きな火鉢でじっくり仕上げる炭火焼き、煮物、揚げ物、汁物、サラダ、漬物、〆のご飯物、デザートなど幅広い。人気銘柄、レアもの込みの15種類以上をセレクトする日本酒はグラス1杯500円均一。ウイスキーやジン、ビールなども国産のクラフトものをそろえる。

 白井さんは「新型コロナウイルスの影響がこれほど長引き厳しくなるとは思わなかった。常連さんの応援もあり、何とか熱暑の夏を越すことができた。これからグルメの秋、全国のおいしいものを食べていただきたい」と呼び掛ける。

 「コロナで年配の客数が減少傾向だが、30代中心の若い世代が増えている。日本酒やウイスキーにこだわるカップルも多く、鯨を楽しんでくれるケースが多い。冷凍・冷蔵技術が進化した今、鯨は昔のような臭みやクセがなく、海のジビエという感覚が受けているようだ。実際、鯨は部位ごとに異なるうま味がある食材で、たくさんのお客さまにお酒とのマリアージュを楽しんでいただきたい」と話す。

  鯨メニューは、テーブルで自ら焼く「鯨三種?鉄板焼」(1,580円)、「長須鯨のみそ漬け唐揚げ」(680円)、「クジラの赤身ユッケ」「鹿の子の炙(あぶ)りクミン風味」(以上850円)、「炭焼くじらステーキ」(980円)など10種類以上。時期により握りずしや鍋も登場する。「『鯨三種?鉄板焼』3種類の内訳は、熟成赤身、鹿子、カルビ。赤身は-2℃で5日間熟成させているので柔らかい。「鹿子はかむほどにうま味を感じ、カルビは牛カルビよりも味が濃い。夏の疲れを吹き飛ばすスタミナを付けに遊びに来てほしい」とも。今月30日まで、「経堂くじらフェス」イベントにも参加している。

  営業時間は17時30分~24時だが、都の自粛要請中は17時30分~22時。月曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底、ドアを開け換気しながら営業している。

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