経堂駅北口の「bar月の花」(世田谷区経堂2、TEL 03-5799-4977)が残暑厳しい9月に入り、秋を感じさせる「大人のかき氷」の提供を始めた。
考案したのは、銀座で修業を積み、フルーツカクテルの創作でも知られるオーナーバーテンダーの城間隆志さん。
シャキシャキのかき氷にウイスキー、ラム、ジンなどの洋酒と季節のフルーツ果汁を染み込ませた同メニューは「かき氷」のカクテル版。「愛媛産いちご赤い雫+イタリアンリキュール」「福島 桃+ココナツ風味のラム酒」などの組み合わせを用意する。その日に完熟したフルーツのみを使うため、数量は限定となる。
城間さんは「日中はまだ暑いが、自然は秋を察知しており、これからフルーツが面白い。日頃から200種類以上の洋酒を用意して、オーセンティックなサービスを提供しているが、この季節ならではの遊び心のある『大人のかき氷』もお楽しみいただければ」と話す。
「コロナと厳しい熱暑でダブルパンチだった今年の夏。涼しくなるにつれて疲れが出ると思うが、ビタミンたっぷりの果汁と心を酔わせるお酒の組み合わせで心身をリフレッシュしてほしい。高知・水田農園のショウガを東京農大の蜂蜜と和三盆、各種スパイスで作った特製ジンジャーシロップも作ったので、リクエストいただければ」とも。
営業時間は18時~翌2時(都の自粛要請期間中は17時~22時)。同メニューの提供は9月末までを予定。