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経堂のバーが「冷やし茶わん蒸し」 店主の偶然の経験からメニュー化

「冷やし茶わん蒸し 大」とウクレレを持つ桑原健吾さん

「冷やし茶わん蒸し 大」とウクレレを持つ桑原健吾さん

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 経堂駅南口・農大通り商店街にあるバー「JETにとろ」(世田谷区経堂1、TEL 03-3425-2106)が「冷やし茶わん蒸し」の提供を始めて一カ月が経つ。

バーボンロックと「冷やし茶わん蒸し 小」

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 店主の桑原健吾さんは世田谷区出身。20年以上の飲食業経験の後、自分らしい店を作ろうと「駄目な大人の秘密基地。でも本当に駄目なやつは帰す」というテーマで同店を創業。4月、5月の緊急事態宣言中は店を閉めたが、6月に営業を再開。7月で10周年を迎えた。

 桑原さんは「僕はお酒が好きで自分用にもいろいろつまみを料理する。8月初旬、茶わん蒸しを多めに作り、酔って睡魔に襲われ、食べなかった分を冷蔵庫に入れて寝た。翌朝、冷蔵庫を開けると冷えた茶わん蒸しを見つけて食べてみると、二日酔いの体に最高に優しくておいしいことに気付いた。その話を常連さんにすると食べたいと言われ、出してみると好評なのでメニューに加えることにした」と経緯を話す。

 「冷やし茶わん蒸し」は、大(800円)と小(500円)を用意する。「この夏はひどい暑さが続き食欲の無い人もいたが、冷やし茶わん蒸しなら食べやすいと言われた。残暑も厳しいがオクラなどの野菜も使い具だくさんなのでビタミン類も豊富」とも。

 営業時間は19時~26時。カウンターには手洗い用のアルコールを設置。密を避け、換気に注意しながら営業している。

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